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着物の素材について
着物の生地に一般的に使用されている素材には「絹(正絹)」「木綿」「麻」「ウール」「化繊」の5つがあります。
※正絹(しょうけん)とは絹100%の生地を指します
管理人アサミ
基本的に高額買取の対象になるのは正絹の着物です。
木綿や麻の着物も小額ながら査定がつきますが、ウールや化繊の着物にはあまり査定はつかないようです。
着物の生地には「織り」と「染め」の2種類があり、さらに平織り、しゅす織り、綾織りなどといった織り方によっても種類が分かれます。
「織り」とは糸を染めてから、反物に織り上げた着物を指し、「染め」は反物(布)に織り上げてから色や文様をつけたものを指します。
※染めの着物は高度な技術を必要とする着物ということもあり、買取の際にはかなりの高値がつく場合も少なくないようです
このように着物の素材には様々な種類があり、季節や用途などによっても色々な種類の着物があります。
着物の種類と格付け
着物の種類について
「着物」は一般的には和服全般を指しますが、羽織などと区別するために「着物=長着」と定義する場合もあります。

着物(長着)はその用途や柄、形などによって
- 留袖(とめそで)
- 振柚(ふりそで)
- 訪問着(ほうもんぎ)
- 袴(はかま)
- 小紋(こもん)
- 江戸小紋(えどこもん)
- 付け下げ(つけさげ)
- 色無地(いろむじ)
- 織りの着物(おりのきもの)
などなど、様々な種類があります。
他にも、コートや羽織、道中着といった長着以外の着物(和服)もあります。
着物の格付けについて
着物にはそれぞれに
『礼装着』
格式ある式典や冠婚葬祭の主賓として着用するもの
『略礼装着』
入学式や結婚式、初釜等に着用するもの
『外出着』
よそ行きやお洒落着として着用するもの
『街着・普段着・浴衣』
(男性なら)着流しとして利用できるものなど
などといった、格付けがあります。
※着物の格付けは上から順に高くなります
【礼装着】
(打掛、黒留袖、本振袖、喪服、黒羽二重五つ紋付、色紋付)
(打掛、黒留袖、本振袖、喪服、黒羽二重五つ紋付、色紋付)
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【略礼装着】
(色留袖、訪問着、振袖、色無地、江戸小紋の紋付、お召一つ紋付など)
(色留袖、訪問着、振袖、色無地、江戸小紋の紋付、お召一つ紋付など)
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【外出着】
(付け下げ、付け下げ小紋、小紋、紬の訪問着、無地の紬、絞り、お召、更紗、上布など)
(付け下げ、付け下げ小紋、小紋、紬の訪問着、無地の紬、絞り、お召、更紗、上布など)
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【普段着・浴衣】
(紬、絣、黄八丈、ウール、銘仙、木綿、浴衣)
(紬、絣、黄八丈、ウール、銘仙、木綿、浴衣)
管理人アサミ
買取の際の査定額は上記の格付けに必ずしも比例はしないのでご注意ください。
一般的には訪問着の買取価格は高額になりやすく、黒留袖や喪服に高値がつくことはあまりないようです。
高額買取が期待できる着物の種類(一部紹介)
【色留袖(いろとめそで)】
「色留袖」は黒以外の裾模様の着物で、既婚女性または振袖を卒業した未婚の女性が礼装・準礼装として着用します。
婚礼の場では未婚の姉妹や親族が着用し、パーティーや初釜などでも着用できます。
【訪問着(ほうもんぎ)】
「訪問着」は絵羽づけ模様が特徴の着物です。
様々なシーンで幅広く活用できる着物ですが、TPOに応じて柄を選ぶようにしましょう。
婚礼や格式の高い茶会などで、一つ紋付を付け、準礼装として着用できます。
【小紋(こもん)】
「小紋」は着物全体に文様が繰り返されているもので、気軽な外出着としてみなされます。
お稽古や観劇、友人・知人との食事などの際に向いています。
小紋には様々な柄がありますので、柄の格に応じて着用する場を選ぶようにしましょう。
【振袖(ふりそで)】
「振袖」は未婚女性の礼装着で、華麗な絵羽模様と長い袖が特徴の着物です。
主にパーティーなどで着用します。
【紬(つむぎ)】
「紬」は昔から日常の衣料として用いられてきた丈夫な着物です。
現代では、軽い外出着として様々なシーンで着用されるようになりました。
お稽古や友人・知人との食事など、気負わない場での着用に向いています。
【絣(かすり)】
「絣」は模様がところどころで「かすった」ように織られた染め文様の着物です。
”織り”で”かすり”を表現したものを「織絣」、”染め”で表現したものを「染絣」と呼びます。
昔は普段着とされていましたが、現代では気軽な外出着として着用されています。
【上布(じょうふ)】
上布(じょうふ)は、細い麻糸を平織りしてできる、ざらざらした張りのある麻織の着物です。
縞や絣模様が多く用いられ、主に夏用和服として利用されています。
薄物は透けて見えるので仕立ての際には気をつけましょう。
高額査定が期待できる伝統工芸品一覧(産地別)
東京都 | 村山大島紬(むらやまおおしまつむぎ)、黄八丈(きはちじょう) |
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千葉県 | 館山唐桟(たてやまとうざん)、銚子縮(ちょうしちぢみ) |
栃木県 | 足利銘仙(あしかがめいせん)、佐野縮(さのちぢみ) |
群馬県 | 桐生お召(きりゅうおめし)、伊勢崎絣(いせざきがすり)、館林木綿(たてばやしもめん)・館林紬(たてばやしつむぎ) |
茨城県 | 結城紬(ゆうきつむぎ)、石下紬(いしげつむぎ) |
埼玉県 | 秩父銘仙(ちちぶめいせん)、所沢絣(ところざわがすり) |
愛知県 | 有松・鳴海絞(ありまつ・なるみしぼり)、三河木綿(みかわもめん) |
静岡県 | 遠州木綿(えんしゅうもめん)、掛川葛布(かけがわくずふ)、颯々織(ざざんざおり) |
岐阜県 | 群上紬(ぐじょうつむぎ) |
長野県 | 信州紬 |
新潟県 | 小千谷縮(おぢやちぢみ)、塩沢紬(しおざわつむぎ)、本塩沢(ほんしおざわ)・塩沢お召(しおざわおめし)、越後上布(えちごじょうふ)、十日町紬(とうかまちつむぎ)、十日町お召(とおかまちおめし)、五泉平(ごせんひら)、栃尾紬(とちおつむぎ)、片貝木綿(かたがいもめん) |
石川県 | 牛首紬(うしくびつむぎ)、小松綸子(こまつりんず)、加賀友禅(かがゆうぜん)、能登上布(のとじょうふ) |
福井県 | 福井春江縮緬(ふくいはるえちりめん)、羽二重(はぶたえ)、越前墨流し染(えちぜんすみながし) |
滋賀県 | 近江上布(おうみじょうふ)、浜縮緬・濱縮緬(はまちりめん)、長浜縮緬(ながはまちりめん) |
京都府 | 丹後縮緬(たんごちりめん)、西陣織(にしじんおり)、京友禅(きょうゆうぜん)、鹿の子絞(かのこしぼり) |
兵庫県 | 丹波木綿(たんばもめん)、兵庫 丹波布(たんばふ) |
三重県 | 松坂木綿(まつさかもめん) |
愛媛県 | 伊予絣(いよがすり) |
奈良県 | 大和絣(やまとがすり) |
岡山県 | 作州絣(さくしゅうがすり) |
島根県 | 広瀬絣(ひろせがすり) |
鳥取県 | 弓ヶ浜絣(ゆみがはまがすり)、倉吉絣(くらよしがすり) |
広島県 | 備後絣(びんごがすり) |
徳島県 | 阿波しじら(あわしじら) |
高知県 | 土佐木綿(とさもめん)、土佐綿紬(とさめんつむぎ) |
福岡県 | 博多織(はかたおり)、久留米絣(くるめがすり)、小倉織(こくらおり) |
佐賀県 | 佐賀錦(さがにしき) |
長崎県 | 島原木綿(しまばらもめん) |
鹿児島県 | 大島紬 (おおしまつむぎ)、串木野木綿(くしきのもめん) |
宮崎県 | 薩摩絣(さつまがすり) |
沖縄県 | 琉球紅型(りゅうきゅうびんがた)、琉球絣(りゅうきゅうがすり)、芭蕉布(ばしょうふ)、久米島紬(くめじまつむぎ)、八重山上布(やえやまじょうふ)、宮古上布(みやこじょうふ)、読谷山花織(よみたんざんはなおり)、首里織(しゅりおり)、与那国花織(よなぐにはなおり) |
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