
まずは着物の状態をきちんとチェック
着物を買取査定に出す前に、まずは保存状態をチェックしましょう
当たり前ですが、新品や仕付けが付いた未着用のものなど、着用回数が少ないものほど高額査定となります。

一つの目安としては、どの買取店でも10年以内の着物であれば、高く買い取ってくれることが多いようです。
(10年以上の古い着物でも、有名作家の作品や、色柄や保存状態が良いものであれば高額査定になることもあります)
着物の場合はシミや色落ち、汚れ、虫食い、カビなどがあると価値がかなり目減りしてしまうため、普段の取り扱いに注意が必要です。
きちんと保管をしているつもりでも、絹は経年劣化するため、パッと見は綺麗でも裏地が褐色になっていたり、金銀彩、箔が変色したりします。
どんなに良い着物でも箪笥の肥やしにしていると、自然と染みや色あせなどが発生してしまいますので、着ることのない着物があれば、劣化する前に早めに買取査定に出すことが大切です。
着物の種類・サイズ・作者をチェック
高額査定につながる着物のチェック項目には「生地の質」「サイズ」「作家」「産地」「流行の柄かどうか」などが挙げられます。
「生地の質」は正絹(しょうけん)でないと高額買取対象にはならず、ウールや化学繊維の着物に高額査定がつくことは、ほとんどないようです。
化学繊維の着物でも買取してくれる店もありますが、かなり小額になることが多いようです。

正絹の着物の場合は絹の重量を示す匁(もんめ)が大きいほど高額査定につながります。
「サイズ」の小さすぎるものや特殊なサイズの着物については、あまり買い手がつかず、リサイクル用の生地としての需要にしかなりません。
そのため買取価格はかなり低くなりますが、誰でも着ることができるサイズに仕立て直しできるものであれば(身丈:160cm~、裄丈:65cm~)問題ないでしょう。
「作家」については人間国宝の作品を筆頭に、工芸会、国画会の有名作家の着物、老舗呉服屋の仕立物などが高額買取の対象になります。
加賀友禅、京友禅、越後上布、薩摩絣、丹波布、結城紬など「産地」によっても高い値がつきます。
ただし、流行から外れた人気のない色や柄の着物の査定額は低くなる傾向にあるようです。
着物の種類でいえば「訪問着」がもっとも高額査定になりやすく、次いで「振袖」「紬」「留袖」「小紋」「帯」の順で高額査定が期待できます。
証紙の有無をチェック

「証紙」とは品質や産地などを証明するためにある用紙を指します。
「証紙」の有る無しで着物の査定額はかなり大きく変わってきますので、査定に出す際には忘れずに同梱しましょう。
証紙が見あたらないようであれば、着物の場合、証紙は織物工業組合などが発行しており、たいていは端切れと共に『たとう紙』の中に入ってますので、そちらをチェックしてみてください。
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